お中元、お歳暮、結婚・出産・新築・開業などのお祝い、内祝い、お礼、年賀状や暑中見舞い、おみやげ…
そこで、先日からご案内しております「どうすれば、売れるのか?」読書会について、Letterpot(レターポット)登録の方を対象に下記の割引とサービスをいたします。
・参加費1名2500円を、2300円に!
・恵事務所代表岡田久恵からささやかなレタープレゼント!
※レターポットご登録の方は、申込フォームの備考欄に登録名をご入力の上お申し込みください。割引後の価格でのご入金を確認しましたら、後日、岡田久恵からレターをお送りいたします。
※代表者様がレターポットご利用の場合は、まとめてお申込みいただいた方全員に参加費割引いたします。その場合のレタープレゼントは、代表者様のみになりますのでご了承ください。
読書会お申込みフォームはこちらです。
このレターポット、なかなか説明が難しいのですが、簡単にまとめるとこんなものです。
・キングコングの西野さんが2017年12月にリリース
・1文字5円、有料の文字送信サービス
・1文字=1レターとして、受け取ったレターを利用してほかの人に贈ることができる
・レターは受け取ってから4か月で使えなくなる
・レターは換金できない
・Facebookのアカウントを利用して登録
・返信義務なし(というより、受け取ったレターはほかの人に贈るルール)
・既読スルーOK
SMSやメールを利用すれば無料でメッセージを送れるこの時代に、なぜ有料の文字送信サービスなのか?
しかも、換金できないってどういうこと?
一見よくわからないサービスだと感じる方が多いと思うのですが、レターポットは、
・有料であること
・換金できないこと
これこそに価値があるのだと私は思っています。
以下、西野さんのレターポット開発費用のための、クラウドファンディングページ(現在は終了)から抜粋です。
僕は阪神淡路大震災の被災者で、週末になるとボランティアに行っていたのですが、震えている人に毛布をかけたり、お腹が空いている人に豚汁を作るハズだった僕らの手と時間は、全国から送られてくる『千羽鶴』の撤去に割かれてしまいました。
全国から送られてくる『着ることができない古着』の撤去に割かれてしまいました。
時には、それらを処分する為の費用が発生しました。被災地に『千羽鶴』は要りませんでした。
被災地に『着ることができない古着』は要りませんでした。
要る人もいますが、要らない人もいます。
しかし、そのことを言うと、
「お前達のことを想って鶴を折ったんだぞ!」
「お前達のことを想って、古着を送ってやったんだぞ!」
と、"支援した側"の正義でもって、バッシングを浴びてしまいます。
これは東日本大震災でも、熊本地震でも、同じ問題が起こっていました。
要らないモノを「要らない」と言うと、怒られてしまうのです。
要らない誕生日プレゼントをたくさん貰っても、部屋が狭くなるだけですし、家に遊びに来るかもしれない友達からの贈り物だから捨てるわけにもいきません。
ただ、「要らない」と言ってしまうと、相手の機嫌を損ねてしまいます。
モノが不足していた時代は、贈り物が相手の幸せに直結していたのですが、現代はモノで溢れ、僕らはなるべく自分達の持ち物をコンパクトにして、手を自由にして、自分の好きなタイミングで、自分の好きなモノを取りたいと考えるようになり、贈り物によって、その選択肢を奪われてしまうことにストレスを覚える場面が増えてきました。
早い話、誕生日やクリスマスや記念日に、『お金』を贈ってもらえれば問題は解決なのですが、贈り物の本当の価値は「贈り物に費やした時間」です。
誕生日プレゼントに1万円を貰ったら、たしかに便利ではあるのですが、しかし、そのプレゼントには時間が費やされていないので、少し寂しい気持ちになります。
この問題を解決する答えは一つで、
『プレゼントするお金に時間を乗せる』
です。
プレゼントするお金に、相応の時間がかかっていることが可視化されれば、そのお金には体温が宿り、気持ち良く受けとることができます。
贈る側も気持ち良く贈ることができます。
そこで、「プレゼントするお金に時間をかける装置」を考えてみました。
『レターポット』です。
モノを贈る文化自体が悪いわけではありません。
レターポットが、気持ちを表す手段の、その選択肢の一つになれば。
贈り物で伝わりきらない気持ちを伝える手段になれば。
「形式的に」、「儀礼的に」、時には「義務的に」モノを贈る、受け取るのとはまた違った、「あたたかい気持ち」がそこに生まれるはずです。
実際、私もお中元、お歳暮、お祝い、内祝い…いろんな場面でモノを贈ることがあります。
贈り物を選ぶとき、相手のお顔を想像して、「どんなものがうれしいかな」とワクワクします。
ただそれが、純粋に「贈りたい」だけじゃなく、
・時期のあいさつに変わるものだから
・お返しとして
・慣例になっているから
と思うと、負担に思うことも正直あるのです。
だって、相手はそれを欲しくないかもしれない。
これをもらっても困るかもしれない。
そう考えながら贈り物を選ぶのには、なかなか腰が重くなるものです。
また、結婚祝い、出産祝い、開店祝いなどには内祝いはつきものです。
レターポットは、無料が当たり前のこの時代に、
「お金をかけてまで伝えたいほんとうの想い」
を届けることができます。
レターポットであれば、批判的な意見も、受取る人のことを本当に思いやった「アドバイス」になるはず。
信用できない情報も多いネットの中でも、レターポットで飛び交う言葉それ自体に価値があるようにも思えるのです。
そしてこれは、過去の記事にも書いた、恵事務所の名前の由来とも共通すること。
与えられるばかりじゃなく、与える存在でありたい
それは今もこれからも、変わらず私の中にある想いです。
このレターポットが多くの人に浸透しますように。
今はレターを贈りたい方がレターポットを利用していない、知らないという状況なので、一人でも多くの方にご登録いただけたらという気持ちでこの企画をしました。
しかし、ときに「未知の良さ」とでもいうべき新しい、圧倒的な良さをもった商品が市場に現れます。
「何だろう、何か良い!」と思うけれど、その「良さ」を言葉にすることができませんから、なぜ売れたのかと聞かれても「とにかくパワーがあるというか、魅力があるというか、まあ、良い商品だからでしょうね・・・」とお茶を濁すことしかできない商品!
コンセプトのつくりかた「つくる」を考える方法(玉樹真一郎著)より
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