身に覚えのない請求書が届いたら、まずはこれを確認してください!

もし自分あてに架空請求がきても、だまされないと思っていませんか?

詐欺だって、自信をもって言えますか?


つい先日、私宛にも来たんです…

私は架空請求だとわかっていながらも、やっぱり気持ち悪くて。

これが親や祖父母に届いたらどんなに驚くだろうと思います。


「インターネット利用による著作権侵害」なんて、もっともらしい言い回し。

私も一瞬、「著作権侵害にあたるようなこと、何かしたかな?」と考えてしまいました。


思い当たる節がないわけでもない、というような内容だと、だれかに相談することもためらわれるケースもあります。

というより、つい騙されてしまいそうな、うまい理由を考えてハガキを送っているのですよね。


そして、訴訟手続きを知らない方ならびっくりして電話してしまうかもしれません。

電話すると、だましやすい人リスト(勝手に命名)となり、また情報がまわってしまいます。


メールでもハガキでも、架空請求は無視するほかありません。

もし身に覚えがあったとしても、すぐに先方に電話をしないでください。

裁判手続きは費用も時間もかかるので、前触れもなくいきなり訴訟手続きに入ることは考えにくいです。

通常の請求であれば、まずは電話や訪問、手紙などが先に来るでしょう。



架空請求と思われるの郵便物がきたら、一点だけ確認してほしいことがあります。

たとえ架空請求だったとしても、無視できない郵便物があるからです。


郵便が特別送達で来ていないか?


ハガキで裁判が始まることはありえません。

だから身に覚えのない請求のハガキは無視しましょう。


ただし、架空請求であっても、正規の手続きを経て裁判を起こされ、それを無視し続けた場合は、支払わなければいけなくなることがあります。


そこで、郵便物が「特別送達」で来た場合は注意が必要なのです。

「特別送達」というのは、裁判所が利用する特殊な郵便です。

訴状は必ず、「特別送達」という封書で、郵便屋さんが手渡ししてくれます。



内容が架空請求だったとしても、万が一本当の裁判を起こされてしまった場合は面倒でも対応してください。

裁判になった場合、相手の請求に対して反論しなければ、相手の主張がそのまま通ってしまうからです。

そして、給与や財産を差し押さえられる可能性もあります。



架空請求かも?と思う郵便物が届いたら…


まずはその郵便物が「特別送達」とスタンプの押された封書か?

郵便屋さんから手渡しで受け取ったか?


この2点を確認してください。


ハガキだったら、無視して構いません。

メールも、同様に無視してください。


ハガキやメールでも心配な場合は、差出人をインターネットで検索してみてください。

ちなみに今回の、「一般社団法人日本著作権保護協会」はすぐにヒットしました。



特別送達で届いた封書で、本当の裁判が起こされているようであれば、すぐに対応が必要です。



迷ったり、少しでも心配な方は恵事務所にご相談ください。

メールにて写真を添付してお問合せいただければ、架空請求のご相談については無料で対応いたします。


お問合せ

司法書士恵事務所

hisae.o@megumi-en.jp


※メールの「件名」架空請求 として、「お住まいの市町村」「お名前」の記載をお願いします。

※メールで対応できる相談のみ無料です。

※相談の結果、裁判の対応が必要な場合は別途お見積りさせていただきます。

※司法書士で対応できない案件の場合は、弁護士を紹介いたします(紹介料無料)。