日常を離れた時間

お盆休み、みなさまどのように過ごされましたでしょうか?



我が家は3泊だけですが、バリに行ってきました。


ほぼホテルステイの予定だったので、選んで持って行ったのがこの2冊。


こちらは行きの飛行機で読み終わり、


こちらはホテルでゆっくりしながら。



本を選ぶ基準がバラバラな私は、その時々で興味のあるものを手に取るのですが、


最近はもっぱらこの、面白くて眠れなくなるシリーズ。



私は文系なので、物理とか化学とか、特に意識もしてこなかったのですが。


理系の主人と出会って、


科学的、物理学的な考え方だとか、


ノーベル物理学賞のニュースや、宇宙の話を聴くうちに、


その、まったく未知の世界のことを知りたいなと思うようになりました。



この2冊以外にも基礎的なことが書いてあるものは少し読んだのですが、


たぶん、本に書いてあることの100万分の1くらいしかわかっていません…


100万分の1でもおこがましいと思うくらい…



少なくとも物理学者ってこんなことをしているんだ、ということはわかりました。




そもそも旅行にこの本を持っていこうと思ったのは、


素粒子とか宇宙の成り立ちのことを考えたりイメージしたりしていると、


どこか遠い世界にいけるような、


日常離れした不思議な気持ちになれるから。


のんびりできる旅行にはぴったりだったから。




この本で、大正解でした。


物理学者って、とてもロマンチスト。


数学から導かれる仮説を頭の中で想像する。


想像といっても、人間の頭でイメージできることをはるかに超えたようなこと。

たとえば11次元の世界とか。



そして、大規模な実験で証明を試みる。


しかも、数十年単位の実験。


そこには未知の世界を解明したいという探求心が絶えずあって、


そういうことを仕事にできている人たちはうらやましいとさえ思います。




スピリチュアルとの関連付けは、証明こそされていないものの、


物理学的な考え方は、


どこか宗教観や死生観につながるところもあるような…




美しいバリの海、星空の下で、いろんなことを考えながらリフレッシュできたお休みでした。


こういう時間を過ごせたことに感謝して、


来週からも仕事に、家族に、還元できるよう頑張ります!