②の続き。
「聴き方」はやはり私の仕事にとってとても大事なことです。
今まで聴けていると思っていたのは、
「そもそも私がそういう立場だった」
「依頼者の方の『伝えたい』という強い気持ちに支えられていた」
ということも一つの要因だったことに気づけました。
これからはまた違った心持ちでお話を聴けると思います。
そして
「依頼者の方のより深い想いにほんの少しでも近づくことができるのではないかな」
「きちんと聴くことで、話す方もご自身の本当の想いに気づき、それを私が引き出せるかもしれないな」
と思うと。
不思議なもので、もっと聴きたいと思えたのです。
何より、これはどんな人との関係でも大切なことだと改めて感じました。
それと同時に、自分がいかにできていなかったかを思い知りました。
顕著なのは子供たちに対してです。
つい、自分の価値観をベースに、
「あれはダメこれもダメ」と言ってしまうし、
子供のためと言いながら自分を守るための言動をしたりしてしまう。
自分自身の経験から、子供も大人も、自分よりうんと年配の方だって、
「ひとりの人として」話を聴くこと、接することが、
「相手を尊重する」ということだとわかっていたつもりでした。
学び、行動、経験の繰り返しで、すこしずつできるようになると信じています。
真っ先に、子供たちの話を聴きたくなりました。
前回の②の記事で書いた、「防衛」を外して話を聴いてもらえた人は、
「愛されている実感」
をもち、自己肯定感が高まるそうです。
それは私自身も感じていたことでした。
仕事関係の方だけでなく、
子供、家族、大切な人が、
私に話したいと思って話してくれた話をちゃんと「聴く」ことができたなら。
「人間関係が劇的に変わる」
というタイトルも大げさではないのだと思います。
工藤先生がおっしゃるには、15年かかるそうですが…
15年後、48歳の私がどんなふうに変わっているか、
今から楽しみです^ ^
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