事務所移転するにあたって、事務所の名称は変えるつもりでした。
私の仕事に対する想いを、シンプルに表現できる名前にしたいと、ずっと考えていました。
意味のある漢字を使いたいな。
「司法書士」を外したら何屋さんかわからないからなぁ。
それでなくてもわかりにくい仕事だし。
でも「司法書士」って字面がカタイなぁ…
そんなことを考えていて、自分の名前の漢字の成り立ちを調べました。
私は今日まで、本当にいろんな方にお世話になって来ました。
これからもきっと、今まで以上に人に頼らなければ、
私は仕事をしていけないし、
家庭も成り立たないし、
自分らしく生きていけないんだと思います。
頼れる人がいる環境はとてもありがたいですし、
人は大人になってさえ、まったくの一人では到底生きていくことはできないので。
それはとても自然なことなのですが。
なかなか私からそのご恩をお返しすることができないと、不甲斐なく思っていました。
これからは私も、与えられるばかりじゃなく、
誰かに与える人になりたい。
そんな気持ちにぴったりの言葉のような気がしました。
それからこの記事を見て初めて、自分の名前と向き合えた気がしました。
実は久恵って名前はあまり好きじゃなかったんです。
よく、おばあちゃんみたいと言われるから…
だけど今は。
この意味深い名前を授けてくれた両親に、改めて感謝したいと思います。
「司法書士恵事務所」
やっぱり字面は硬いけど。
この名前を大切に、事務所と一緒に成長していきたいです。
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